DatSCANにおける被殻の部分容積効果

線条体は細い組織。解像度が落ちると、集積が低下しているように見えてしまいます。 例えば、これは私が作った擬似的なDatSCAN画像。右の被殻に相当するところを細くして見ました。

これにスムージングをかけて解像度を落とします。


ご覧の通り、右被殻は集積低下しているように見えます。これが部分容積効果です。小さいもの、細いものは、SPECT・PETのような解像度の悪い画像は苦手です。放射能の集積が少ないと、見えるべきものが見えなくなるのです。

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